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米国国債3つの魅力とリスク
トレジャリーや米国財務省証券と呼ばれる米国国債とは、米国政府(米国財務省)が発行する債券です。米国の金利情勢に合わせて利率が決まるため、低金利が続いている日本と比べると、米国国債の利回りは高くなっています。また、米国政府が利子および元本の支払(償還)を行うため、高い信用力を有しています。
米国国債は、市場規模が大きく流動性が高いので、満期前でも時価で売却し、換金することが可能です。額面1,000米ドル以上1,000米ドル単位でご購入いただけます。
- 3つの魅力
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日本国債に比べて、高い利回り
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相対的に信用力が高い
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流動性が高く、換金しやすい
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米国国債にもリスクはありますが、「信用リスク」「流動性リスク」「カントリーリスク」「途中償還リスク」は相対的に低いと言えます。為替変動の影響を受ける「為替変動リスク」は気になるポイントですが、野村證券では外貨パックをご利用いただくことで、様子を見ながら円貨にかえるタイミングを図ることができます。
為替変動リスク | 為替レートが変動することにより、保有資産を円換算した場合の価値が、上がったり下がったりします。 |
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- 為替変動リスクってコントロールできるの?
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償還(満期)の時に、購入時よりも為替が円高(ドル安)の場合、損が発生してしまいます。
コントロールすることは難しいですが、「外貨パック」をご利用いただくことで、利子や償還金は外貨のまま受け取り、為替の様子を見ながら円貨にかえることもできます。為替の様子を見ながら円貨にかえることが可能
1ドル120円で額面10,000ドルの債券(単価100.00)を、120万円で購入し、
償還の時に円高(1ドル100円)の場合- 償還の時に円高(1ドル100円)でそのまま円貨にかえてしまうと…
- 償還金は外貨受け取りを選択、為替の様子を見て円貨にかえると…
- 税金および為替スプレッド等は、考慮していません。
- 【事前申込で外貨受け取り】外貨パック
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外貨パックは、外貨建ての「利子」や「償還金」などを円貨にかえず、同じ通貨の「ノムラ外貨MMF」を自動的に買い付けるサービスです。「様子を見ながら円貨にかえたい」「貯まった利子は外貨のまま運用したい」という方におススメです。
米国国債の種類
米国国債(トレジャリー)には2つのタイプがあります
米国国債は、利付債とゼロクーポン債の2種類に分かれます。
それぞれ利払いのルールに違いがあります。
- A. 利付債
1年間で2回利子を受け取るタイプ -
保有している間、定期的に利子が入ってくる。
- B. ゼロクーポン債(ストリップス債)
期中に利子を受け取らず、満期にまとめて受け取るタイプ -
割引きで販売され、満期になると額面の金額が受け取れる。満期まで利子の受け取りが不要な投資家にニーズのある商品です。
- まめ知識
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米国国債 ?は償還期限に応じて名称が異なります
トレジャリービル
(1年以内)トレジャリーノート
(1年超10年以内)トレジャリーボンド
(10年超)
- あなたはどのタイプ?
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利付債
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定期的に収入(利子)が欲しい方
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ゼロクーポン債(ストリップス債)
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満期まで利子の受け取りが不要で、少ない初期投資で資産を増やしたい方
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