バーベル戦略|証券用語解説集
読み:ばーべるせんりゃく
分類:その他有価証券
ハイリスク・ハイリターンの資産とローリスク・ローリターンの資産など対照的な資産を組み合わせる投資手法。ナシーム・ニコラス・タレブ著『ブラック・スワン ? 不確実性とリスクの本質』では、ポートフォリオの85%~90%を安全性の高い資産に投資し、残りの10%~15%をリスクの高い投機的資産に投資する手法として紹介されている。
債券投資の場合、バーベル戦略とは、残存期間の短い債券と長い債券を組み合わせ、中期債券に投資しない戦略。ポートフォリオのイメージが重量挙げに使うバーベルを連想させることが名前の由来となっている。ダンベル戦略とも呼ぶ。
債券のポートフォリオの組み方としては、特定の残存期間の債券に集中投資する「ブレットポートフォリオ」、異なる残存期間の債券に同額ずつ投資する「ラダーポートフォリオ」などもあるが、バーベルポートフォリオは他の2つに比べ金利上昇時には債券価格の下落が緩やかで、金利低下時には価格上昇率が高いとされる。
株式投資の場合、大型株と小型株や、バリュー株とグロース株など両極端な対象を組み合わせた投資戦略を示す。
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