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コンティンジェント・キャピタル|証券用語解説集

読み:こんてぃんじぇんと・きゃぴたる
分類:金融

英語でContingent Capitalと表記され、Contingentは不測、Capitalは資本の意味を持ち、不測の事態に備えた資本のこと。金融機関が発行する証券において、経営破たんなどの一定の条件が認定され次第、株式に強制転換したり、債務の返済が猶予される特約条項が付いた証券を指す。株式転換条項付き劣後債や元本削減条項付き劣後債といった名称で発行される債券がその一般例。一定の条件のことをトリガー条項と呼び、こうした債券は相対的に高利回りとなる特徴を持つ。

グローバルな金融危機再発防止の観点から、金融システムの健全性維持のため国際決済銀行(BIS)がバーゼル3と呼ばれる規制を導入。その中で、国際業務を行う銀行の自己資本比率に関する見直しにより、資本に組み入れ可能な証券としてコンティンジェント・キャピタルの要件を満たすよう定め、一般的な劣後債などの証券に比べ条件を強化している。

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