フォワードレートのもつ意味|証券用語解説集
読み:ふぉわーどれーとのもついみ
分類:金利・為替
フォワードレートは、期間の異なる2種類のスポットレートの値より算出される。
スポットレート2年ものが1.5%、スポットレート3年ものが1.6%であるとき、2年後スタートのフォワードレートは何%になるか?運用成果の等価性より導き出すと、1.8%(1.6%×3-1.5%×2)になる。
つまり、フォワードレートの値は、将来そのレートが実現することを全く保障しておらず(=将来を予言しているのではない)、将来のある期間に対応する金利について、現時点で予約可能なレートのことである。
スポットレートは「現在提示されている現時点スタートの金利」であり、フォワードレートは「現在において予約可能な、将来スタートの金利」なので、「現在収益が確定する運用パターン」であると考えられる。どちらの経路を通っても同じ運用結果が得られるはずなので、フォワードレートは、2種類のスポットレートより逆算することができる。
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