買取請求(株式)|証券用語解説集
読み:かいとりせいきゅう(かぶしき)
分類:取引(売買)
株主が自己の有する株式を公正な価格で買い取るよう会社に請求できる権利。日本における株式の買取請求には、単元未満株式を発行会社に買取請求する「単元未満株式の買取請求」と、企業再編時等の株主総会決議で議案に反対した株主が自己の保有する株式を会社に対して買取請求する「反対株主の株式買取請求」の二種類がある。
単元未満株式は、証券市場で取引ができないため、市場価格で買い取ってもらう買取請求か、1単元株式となるように買い増せる買増請求制度が導入されている。
一方、反対株主の買取請求が認められるのは、会社が一定の定款変更、譲渡資産額が20%を超える事業譲渡、合併、分割、株式交換、M&A取引等を行った場合に限られる。買取請求を行使するためには一定の手続きを行う必要があり、いずれにせよ、株主がいったん買取請求をした場合、会社の承諾がない限り自由には撤回することができない。
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