リスクオン・リスクオフ指数 読み:りすくおん・おふしすう

分類:インデックス

リスクオン・リスクオフ指数(RORO指数、Risk On Risk Off Index)は、株式、債券、商品、通貨などを34の金融資産に分類し、それらの動きとマーケットの動きの相関性を示す指数でHSBC社により開発された。

正常な市場環境では、異なる金融資産どうしの相関性は低く、RORO指数も低い。一般的にRORO指数が0.3以上となると、マーケットは投資家のリスクオンまたはリスクオフのセンチメントに支配され、金融資産の特性に関係なく34の金融資産が同様の動き(「買い」または「売り」)を見せるようになる。

RORO指数の基本理論は、2007年の米国サブプライムローン問題を皮切りに、英国住宅金融銀行大手ノーザン・ロックの信用不安、2008年のリーマン・ショックに至るまでの一連の金融危機で形成された。

なお、リーマン・ショックを契機に投資家のリスクオン・リスクオフの動向にマーケットが左右される状態が続き、RORO指数が上昇している。

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