リパトリ減税|証券用語解説集
読み:りぱとりげんぜい
分類:制度・法律
リパトリエーション(企業や投資家が海外から資金を引き揚げ、本国に還流すること。海外子会社の資金を本国に戻したり、海外の資産を売却したりする。レパトリエーションとも表記される)に際して、その金額に課される法人税の税率を下げるなどして国が減税する措置のこと。海外の資産を積極的に国内に還流させ、企業の設備投資増加や雇用の拡大を喚起する等の目的で用いられる政策。
米国では2005年に1年限定で実施した際、約3000億ドルが米国に戻ったとされる。その後、2017年の税制改正で恒久化された。
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