106万円の壁 読み:106まんえんのかべ
分類:制度・法律
パートやアルバイト労働者が配偶者などの扶養から外れ、勤務先の社会保険(厚生年金、健康保険)に加入する義務が生じる年収の境目のこと。「106万円の壁」を超えると自ら社会保険料を負担するため、額面の年収が増えても逆に手取り収入が減るという逆転現象が生じる。
勤務先の社会保険への加入義務要件は、勤務先の従業員数が51人以上(2027年10月から2035年10月にかけて段階的に緩和・撤廃)、雇用期間が2カ月超、1週間当たりの所定労働時間が20時間以上、学生以外、賃金が月額88,000円以上(年収約106万円)。
2023年10月、厚生労働省は企業の働き手不足対策として、労働者の賃上げに取り組むなど実質的に社会保険料を肩代わりする企業に、労働者1人あたり最大50万円の助成金を支給する仕組みを導入した。
2025年6月の年金制度改正法の成立により106万円の賃金要件は廃止されるため、「106万円の壁」はなくなる。
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