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106万円の壁|証券用語解説集

読み:106まんえんのかべ
分類:制度・法律

配偶者など被保険者に扶養されているパートやアルバイト労働者が社会保険の扶養から外れ、年金や保険料を自ら支払う義務が発生する年収の境目のこと。勤務先の従業員数が51人以上で雇用期間が2カ月超、1週間当たりの所定労働時間が20時間以上等の条件に当てはまり、年収が106万円を超えると厚生年金や健康保険といった社会保険の適用対象となるため、額面の年収は増えても逆に手取り収入は減ってしまう。このように、年収が増えることによって社会保険料や税金の支払いが発生し、総手取り額が減る「労働時間と収入に逆転現象が生じる境目」を「壁」と呼ぶ。

2023年10月、厚生労働省は企業の働き手不足対策として、労働者の賃上げに取り組むなど実質的に社会保険料を肩代わりする企業に、労働者1人あたり最大50万円の助成金を支給する仕組みを導入した。

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