グレグジット|証券用語解説集
読み:ぐれぐじっと
分類:経済
英語表記はGrexit。ギリシャのユーロ離脱を表した造語。英語でギリシャを意味する「Greece (グリース)」と 退出を意味する「exit(イグジット)」を組み合わせたもの。
ギリシャ財政危機に直面した2012年5月に実施されたギリシャ議会総選挙の時に話題になった。スペグジット(スペイン)やブレグジット(英国)などの造語もここから派生したといわれている。
ギリシャではユーロ離脱を巡る攻防が続き、2015年7月の国民投票では欧州連合(EU)等が求める財政緊縮策受け入れの是非が問われるなど、離脱の可能性が折に触れて議論されてきた。財政難が続くギリシャに対し、ユーロ圏各国は支援プログラムによる融資を続けてきたが、国際通貨基金(IMF)などとの交渉が難航し2016年10月以降、いったん融資を凍結。ただし、ギリシャが財政再建へ向けて新たな緊縮策を可決したことなどが評価され、2017年7月からの融資再開が決定した。
なお英国のEU離脱(ブレグジット)は2016年6月23日の国民投票で決定。離脱条件を巡る交渉会合に入っている。
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