保険の活用メリット

生命保険に加入し、資産をのこしたい人を死亡保険金受取人に指定^※しておけば、のこしたい人に現金をのこすことができます。

• 保険会社が定める一定範囲以内から指定いただけます。

【参考】生命保険申込書における死亡保険金受取人欄の例（受取人に配偶者１名を指定する場合）

死亡保険金受取人	続柄	受取割合
野村 花子	妻	100％

死亡保険金は受取人固有の財産で、原則として遺産分割の対象となりません。
また、死亡保険金受取人を所定の範囲から複数人指定することや、それぞれに任意の受取割合を設定することができます（受取割合は合計で100％）。

死亡保険金は、受取人のみの請求手続きで速やかに現金化できます。

支払った一時払保険料より大きい額の保障（保障の上乗せ効果）を得られるタイプの保険を用いて、保障の上乗せ効果部分で相続税を支払う、という使い方も可能です。

• 外貨建保険の場合、為替相場の変動により、死亡保険金の円換算額が、一時払保険料の契約時の為替相場による円換算額を下回る可能性があります。

生命保険の死亡保険金は相続税の課税対象ですが、一定の非課税枠が設けられているため、この非課税枠を活用することで相続税の軽減効果が期待できます。

計算例

法定相続人：配偶者､長男､長女の3人

受取人が1人しか指定されていない場合でも、法定相続人全員分の非課税枠が適用されます。