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野村の投資情報
世界の株式市場、債券市場、為替市場に関するレポートです。
野村のアナリストが動画・資料で解説する、市況・為替分析、マーケット動向や参考銘柄などをご覧になれます。
外国株式がはじめての方へ
海外の企業が発行する株式のことを外国株式といいます。
外国株式を始める前に知っておきたい基礎知識や魅力についてご紹介します。
外国株式の取引手法(国内上場を除く)
当社における外国株式の取引手法には、主に以下の3種類があります。
当社での外国株式のお取引は、お客様から特にご指定のない限り、外国市場における委託取引により執行いたします。
ご注文時点で取引価格を確定させたい、市場における価格変動リスクを低減させたい、等のご意向をお持ちのお客様には、当社が相手方となる相対取引(国内店頭取引)もご利用いただけます。
(1)外国株式委託取引
お客様からのご注文を当社が取次ぎ、現地証券会社経由で現地市場にて執行いたします。
主にアジア市場の場合には約定日=取引成立日となりますが、時差のため、欧米市場の場合には、約定日=取引成立日の翌営業日となります。
ご精算金額は、約定金額(株数×約定価格)の他、現地手数料・現地諸費用等・国内取次手数料等が別途必要となります。
ご売却時には、譲渡税等がかかる場合があります。
(2)外国株式VWAPギャランティー取引
現地市場における株式売買のVWAP値(注1)を基準にした価格で行う取引です。
お客様からのご注文を、当社が相手方となって取引を成立させる、相対取引(国内店頭取引)の一種ですが、取引価格は、現地市場におけるVWAP値(注1)に一定のスプレッドを加減したものとなります。
この取引が可能な市場は米国・豪州・香港のみです。
ご精算金額は、約定金額(株数×取引価格)となります。ご売却時には譲渡税等がかかる場合があります。
(3)外国株式国内店頭取引
お客様からのご注文に対して、当社が相手方となって取引を成立させる相対取引(国内店頭取引)です。
通常、取引価格は、現地市場における終値等に対し、お客様の買付価格は高く、売却価格は低くなります。ご精算金額は、約定金額(株数×取引価格)となります。ご売却時には譲渡税等がかかる場合もあります。
※留意点
- (1)外国株式委託取引や(2)外国株式VWAPギャランティー取引で欧米市場の銘柄の売買を行う場合、時差のため、約定価格や精算金額等のご確認は翌営業日となります。一方、(3)外国株式国内店頭取引の場合は、ご注文を頂いた時点で約定価格や精算金額等のご確認が可能です。
- 外国株式委託取引の約定価格(現地市場価格)と、外国株式国内店頭取引の取引価格とを比較した場合、手数料や税金等の諸経費を考慮しても、国内店頭取引価格の方が現地市場価格と比べて不利(買付価格は割高/売却価格は割安)となる場合があります。
各取引の違いと、メリット・デメリット


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- (注1)VWAP値:出来高加重平均価格のこと。市場で成立した価格を価格毎の出来高で加重平均した価格を指します。
なお、外国株式VWAPギャランティー取引をご利用される場合には、必ずVWAPギャランティー取引内容説明書をお渡ししておりますので、ご参照ください。 - (注2)スプレッド:市場動向や個別銘柄の値動き、流動性などを考慮して決定します。
片道(お客様の買付価格または売却価格と、基準の価格との差)で1.5%~2.5%程度、合計(買付価格と売却価格との差)で4%程度となります。
(現地税制や市場動向等によっては、価格がこれらの範囲から外れる、または価格提示を中断させていただく等の場合があります。) - (注3)主に取引成立日の当日:アジア市場の約定日の詳細については当社営業担当者までお問い合わせください。
- (注4)注文受付締め時間:注文受付締め時間の詳細については当社営業担当者までお問い合わせください。
外国株式に関する主なリスク
- 為替変動リスク
- 「海外投資」固有の「リスク」としてあげられるのが、「為替変動リスク」です。「円」と「外貨」の交換相場(為替変動)はその時々で変動するので、外貨建て商品に「円」で投資し、その投資で得た収益(値上がり益、配当金等)および元金を「円」で受け取る場合に影響をうけます。
- カントリーリスク
- ある国の株式への投資を考えた場合、その国の政治的・経済的なリスクを「カントリーリスク」といいます。一般的に、新興国は先進国に比べてカントリーリスクが高いと考えられます。投資にはより注意が必要といえます。
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