株主優待
株式投資というと、「安く買って高く売る」ことで得られる売却益に目が行きがちですが、株式投資においても、債券の利子などのように、「保有すること」で得られるメリットもあります。
株式を保有することで得られるメリットのひとつに「株主優待」があります。
株主優待とは
株主優待とは、企業が一定数以上の株式を保有する株主にむけて、自社製品やサービスなどをプレゼントする制度です。「いつも当社を応援してくれてありがとう」といった、企業からの"感謝のしるし"とお考えになれば分かりやすいでしょう。
優待内容はその企業が取り扱っている自社製品や飲食料品、商品券、割引サービスなど企業によってさまざまです。
株主優待銘柄の探し方
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順位 | 銘柄 | 権利確定日 | 最低必要金額 |
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- 毎月第2営業日目に更新します。
- このランキングは、野村證券ホームページ、オンラインサービスに掲載の株主優待の月間閲覧数をもとに算出しています。
- 最低必要金額は、必要株数×前日の株価をもとに算出しています。株価は21:00頃更新します。
- 諸般の事情により、一部の銘柄について、掲載を見合わせる場合があります。
株主優待を受けるには?
株主優待を受けるためには、各企業が定めている株数を、「割当基準日(権利確定日)」までに保有している必要があり、そのためには、割当基準日を含む3営業日前(割当最終日)までに株式を購入しなければなりません。
- 土日祝日は除きます。
- 銘柄によっては、株主優待の割当基準日と株主の権利確定日が異なる場合があります。
- 割当基準日(権利確定日)は会社によって異なります。株式を購入する前にご確認ください。
- 立会時間内に約定する必要があります。
株主優待のよくあるご質問
IPO(新規公開株式)に関するよくあるご質問を掲載しております。
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Q
株主優待はいつまでに購入すれば権利が得られますか?
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A
株主優待を受けるためには、各企業が定めている株数を、「割当基準日(権利確定日)」までに保有している必要があり、そのためには、割当基準日を含む3営業日前(割当最終日)までに株式を購入しなければなりません。
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Q
株主優待はいつ届くのですか?
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A
届く時期は会社ごとに異なります。
「割当基準日」までに企業が定める株数を保有する株主になっていれば、数カ月後に株主優待が届きます。
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Q
株主優待のメリットとデメリットについて教えてください。
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A
- メリット(魅力)
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- 株式保有期間中は定期的に得ることが可能です。
- 自社製品のほか割引券や株主限定の優待品もあります。
- デメリット(リスク)
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- 優待内容の変更は、取締役会の決議だけで決定することができる為、突然変更されたり、廃止されたりすることがあります。
- 株主優待の内容だけで投資判断を行うと、企業の実態を正しく判断できない場合があります。
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Q
株主優待の内容は、保有株数で変わりますか?
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A
ほとんどの企業の株は1単元(100株)から購入できますが、株主優待の場合、1単元では優待が受けられない企業や、保有株数に応じて優待内容が異なる企業、株式の継続保有要件のある企業などがあり、注意が必要です。株主優待の内容・条件は、株主優待検索で調べることができます。
銘柄探しのヒント配当金に注目した銘柄の選び方
株主優待と同様に、株式を「保有すること」で得られるメリットに、「配当金」も挙げられます。配当金とは、企業が利益を上げると株主にその一部または全部を分配することです。
配当金に着目した銘柄の探し方や受取方法をご紹介します。